「indeedは無料掲載できるって聞いたから
載せたけど、なかなか応募が来ない」
「自分の求人がどれぐらい求職者に
見られているか知りたいけど、見方がよく分からん」
この記事を読んでいるあなたは、
こんな悩みを抱えているのではないでしょうか?
そんなあなたのために、
indeed無料掲載における
『閲覧数より大事なこと』
をアナリティクスから読み解く方法と
改善策を解説します。
この記事を読み終わる頃には、
応募が来ない理由と、その対処法が
分かっていただけるかと思いますので、
ぜひ最後まで読んでください。
求人広告がどれぐらい見られているかを知るには
無料掲載とはいえ、
せっかく求人広告を出したのに
思うように応募が来ないと残念ですよね。
「求職者に見られてないんじゃないかなぁ?」
と不安になることと思います。
実は、どれぐらい見られているかは、
簡単に分かるんです。
indeedにログインして、
『求人』をクリックします。
このページにある『閲覧数』が、
その記事が掲載されている期間に
求職者に見られた回数です。
閲覧数だけじゃよく分からない
ただ、閲覧数(=アクセス数)だけ見ても、
「それが良いのか悪いのか」
「応募とどう関係があるのか」
など、よく分からないですよね。
だから、もっと詳しく見てみましょう。
その方法が、
『アナリティクス』です。
アナリティクスとは
『アナリティクス(analytics)』とは、
『分析』という意味です。
その名の通り、
掲載している求人広告を分析するための機能です。
では、そのアナリティクスを見る手順を説明します。
アナリティクスの見方
まず、ダッシュボードの
『アナリティクス』
をクリックします。
マウスポインターを『求人』に合わせ、
『求人ダッシュボード(旧バージョン)』
をクリックします。
『検索/絞り込み条件』
にマウスポインターを合わせ、
『オーガニックのみの案件も含める』
をクリックします。
次に、『実施期間』を設定します。
年月日のところをクリックすると
カレンダーが出てきますので、
データを見たい期間に設定し、
『変更』をクリックします。
『エクスポート』
にマウスポインターを合わせ、
『CSV形式で全てダウンロードする』
をクリックします。
ダウンロードした
エクセルファイルを開きます。
『スポンサー』=有料掲載
『オーガニック』=無料掲載
なので、不必要な列を全部削除して、
見やすくしましょう。
すると、こうなります。
アクセス数だけじゃない、 アナリティクスから分かること
アナリティクスを見ると、
合計(PC+モバイル)、PC、モバイルと、
デバイス別に以下の数字を確認することができます。
『表示回数』=検索結果に表示された回数
『クリック数』=実際に見られた数(=閲覧数)
『クリック率』=表示されたうちでクリックされた割合(クリック数÷表示回数×100)
これに、
『応募者数』=実際に応募してきた人の数
『応募率』=クリックされたうちで応募してきた割合(応募者数÷クリック数×100)
を合わせて分析していきます。
応募が来ない理由はさまざま
『表示回数』、『クリック率』、『応募率』のうち、
どれが低いのかによって、
応募が来ない理由は違ってきます。
・『表示回数』が少ない場合
これは、そもそも求職者の検索に
ヒットしていないかもしれません。
原因としては、
求職者が検索するキーワードが
求人記事に盛り込まれていない可能性があります。
つまり、求職者が求めている情報を
載せていないということです。
・『クリック率』が低い場合
この原因は、求人票の職種名が
求職者の目を引いていなかったり、
自社の記事が他社の記事に埋もれて
しまっていたりすることが考えられます。
・『応募率』が低い場合
求人記事を読んでもらえたのに、
応募してもらえなかったということは、
①条件や待遇が他社より劣っている
②伝え方が悪い
③情報が不足している
といった原因が考えられます。
症状別改善策
では、それぞれの場合において、
どのように改善すればいいのかを解説していきます。
『表示回数』が少ない場合
求職者が知りたい情報を
記事に入れていきましょう。
求職者が検索する際にどのような
キーワードを使っているのかを
知る方法を解説します。
まず、検索エンジンで
『indeed(インディード)』
と検索し、
『仕事探し|Indeed(インディード)』
をクリックします。
次に、『キーワード』の検索窓に、
職種を入れてみてください。
例えば、『事務』と入れると、
下にパート、正社員、土日祝休み、
未経験などのキーワードが出てきます。
これらが、求職者が『事務』という
職種とともによく入力しているキーワードです。
こういったキーワードを記事に入れる
ことで、より多くの検索にヒットし、
表示回数が多くなります。
『クリック率』が低い場合
求人票の職種名は、
しっかり考えて付けていますか?
例えば、営業員を募集する際に、
単に『営業員』とだけ書いてしまうと、
求職者はイメージが付きにくいので、
例えば、
『家庭用ソーラーパネルの訪問販売員』
というように、パッと見て何の仕事か
分かるようにしてください。
ただし、【 】、☆、!などの装飾は
使えませんし、文章になっていても
掲載されませんので注意してください
また、せっかく表示されていても
上位に表示されなければ求職者の
目に留まる可能性は低くなります。
このあたりのことは、
こちらの記事に詳しく書いてありますので、
参考にしてください。
→【indeedのSEO対策】indeedで上位表示させる方法
『応募率』が低い場合
次の①~③を確認してください。
①競合他社の求人票を見て、
条件や待遇が明らかに劣っているよう
であれば、可能な限り改善してください。
②『何を伝えるか』も大事ですが
『どう伝えるか』はもっと大事です。
求職者に刺さる文章になるよう、
何度も練り直しましょう。
③単純に抜けている情報は無いですか?
もう一度求人票をチェックして、
もし漏れがあれば追記してください。
応募率を上げる方法は、
別の記事に詳しく書いてありますので、
こちらを参考にしてください。
→必見!indeedの攻略法が分かった件
まとめ
思うように応募が来ないときに
すべきことをお伝えしました。
・アナリティクスで現状を確認
・『表示回数』が少ない場合は、キーワードを入れる
・『クリック率』が低い場合は、
職種名を改善しつつ上位表示を狙う
・『応募率』が低い場合は、
情報に漏れがないか確認し
条件や待遇を改善する。
そして、文章を繰り返し改善する。
有料掲載に切り替えたり、
有料媒体に掲載したりする前に、
この作業を何度も繰り返し、
改善を続けていってください。
きっと無料掲載でも応募が来るようになるはずです。